告知でーす。
たぶん文章長くなりまーす。
最後にイベント告知があるので、終わりまで読んでくださーい。
本題。
ニューヨーク時代に HIV +1の人たちとの出会って写真を撮り
はじめてから、6年ほどの時間が過ぎました。
個人的にHIV問題に関わりはじめるようになり
6年が経ったということです。
仕事以外でここまでしっかり関わったことって正直あまり
なかったかもしれないです。
日本に戻ってから写真集「The Happiness Within」の出版があって、
そこから陽性者支援団体「ぷれいす東京」の生島さん、大槻さんに出会い、
新宿2丁目 Akta ディレクターの張由起夫さん(ハスラー ザ アキラさん)に出会い、
日本のHIV陽性者の人々と出会い、ゲイコミュニティの人々に出会い、
お医者さんに出会い、いろんな不思議な人にも、素晴らしい人にも出会い、
自身の写真展も計12回(?)を数え、
HIVを軸としていろいろなことに想いをよせるイベントを開催、
コラボ参加などしてきて、たくさんの経験を積みました。
(まだヒヨっこですよ。)
僕がHIVのことに関わっているのには、わけがあります。
こんなことが頭に巡るんです。
「僕はなにをして生きていけばいいんだろう」
「なにが人生のテーマなんだろう」
「なんでむなしいんだろう。」
「孤独?」
「さびしいのはわるいのか?」
「大切な人って、ほんとに貴重だよね」
「何で不安なの」
「社会ってなに?」
「どう関わればいいの?」
「助けるってなに?」
「そんなことできるの?」
「答えってあるの?」
「いまの自分はしあわせなの?」
「あしたから何をするの?」
こんなあらゆる問いかけにいつも新鮮な答えや発見を
与えてくれるんです。
それがHIVの問題に関わるということなんです、僕にとっては。
不思議な不思議な問題(=力)なんです。
「検査を受けよう!」「ストップ ザ AIDS !! 」が、HIVではないんです。
(それも一部でありますが)
白黒では割り切れない。たくさんの「?」が残るんです。
HIV陽性者であっても、そうでなくても、ストレートでもゲイでも、
女性でも男性でも、どんな国籍、人種でも、あらゆる垣根をすぐに
とび越えます。
と同時に、つねに繊細な問題と障壁が残る感じもあります。
言語化、種類分けできない「中間」を感じます。
すごくリアリティがあります。
あらゆることが自分の問題に聞こえてきます。
生活そのものを立ち止まって考える貴重な時間を与えてくれるんです。
自分が日々やっている仕事が一旦頭から離れ、
ミーハーな自分に気づいたり、まじめな自分に気づいたり。
自分の "本当の仕事”について考えさせられるんですね。
うー苦しい。。
では、告知でーす、
66回目を迎える 新宿2丁目のイベント「Living Together Lounge」 に
ゲストスピーカー(=朗読&トーク)として出演いたします。
以前、ソトコトなどの雑誌などでも記事を書いたイベントです。
小さなクラブでの小さなイベントですが、
6月6日(日)の夕刻、遊びにいらしてください !
少しいつもと違う何かを感じてもらいたい、、です。
短いですが、素敵で不思議なイベントです。
お待ちしてます。
Living Together Lounge vol.66
新宿2丁目 クラブ Arch 17:00-20:20pm
イベント詳細以下(これに出演します)
http://www.hiv-map.net/01_topics.html#043
(関連サイト)
過去のLiving Together Lounge
http://www.living-together.net/
FM TOKYO x Living Together(関連イベントです、曽我部恵一さん出ますね〜)
http://www.thinkaboutaids.jp/
YOSHIKI